薬缶Pブログ

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弱小サークルによる初めての同人誌作成記

こんばんは。薬缶です。

 

先日初めて同人誌を作成しました。

当日の日記はこちら

色々気づきがあったので備忘録的にブログとして残しておこうかと思いまして筆を取った次第です。

 

ちなみにレポ漫画も描いてます。

www.pixiv.net

興味があればぜひ。

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目次

 

薬缶のスペックと経歴

以下全て同人誌作成開始時点(2023/04/07)です

スペック(Twitter)

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↑右にあるアイコンはスプラトゥーン

 

経歴

学生の頃から即売会でサークル参加を経験。

イラストを描くので、グッズ制作がメイン。

ISFには08以降の2回目の参加。

 

 

原稿作成

先に印刷所を決めてクリスタで制作を開始しました。

ClipStudioPaintには『同人誌用設定』という神システムがあります。

プリセットが設定されている印刷所を選ぶ場合、この機能で印刷所を選べば

自動で設定してくれます。

これがあるので、描く前に印刷所を決めることをオススメします。

また、印刷所のデータ入稿方法のページに設定方法を詳しく書いてあるので

合わせてチェックすることを強くオススメします。

 

部数決め

ジャンルによるけど、このフォロワー数なら正直MAX30冊ぐらいだと思う。(でも70冊刷った)

これはめっちゃ悩みました。

考える基準が色々あると思います。

自分基準

  • ギリギリ燃やせる量
  • 赤字にならない程度(こちらは頒布額と一緒に考える必要がある)
  • どのぐらいなら赤字を吸収できるか

感情や財布など自分ベースの考え方です。

市場基準

  • ジャンルやキャラクターやカップリングの盛り上がり
  • 即売会の規模

マイナージャンルだとしてもプチオンリー等であれば意外と捌けるかもしれません。難しい。

70部にした理由は、「本当は50部にしようと思ったけど、70部にしても印刷代があまり変わらなかったから」です。

 

結果、70部全て会場で頒布し、更に20部通販用、10部次回のイベントでサンプルに既刊という文字を記載したい用に刷りました。

もうよくわかんねえ。多分次も迷う。助けて。

 

ちなみに今回自分が参加したイベントの規模やCPのスペックは以下の通りです。

  • イベントの規模: 300spオンリー
  • ジャンルの規模: おそらく中規模と言える
  • CP: あんロコ(百合のCPで、杏奈×ロコの略。杏奈にはあんゆりという公式からも推されているCPがある。杏奈CP市場では二番手か三番手。ロコは意外といろんな人と仲がいい)

 

頒布価格設定

なるべく赤字は避けた上でできればキリのいい値段にしたかったので500円!!

基本現金でのやり取りになるので、半端に400円などの値段をつけるぐらいなら500円の方がいいと思いました。

同人誌は100円程度の差で買わなくなることはないです。(多分)

 

販促?

70部は自分にとっては大きい数字だと思い、販促としてTwitterにいつもよりハイペースでイラストを投稿しました。意外と原稿の切り抜きもインプレッションが良かったです。

自分が今回描いたのが4コマだったため、1ネタ丸っと載せたりもしました。

結果、2ヶ月弱で35件のイラストを投稿し、フォロワーが275人 => 354人に増えました。

やはり頻度は正義。

あと自分でも流石にやばいクオリティだと思うイラストを載せるのはやめました。

 

無配印刷

近くにあればkinkos一択!

最初はコンビニで印刷しましたが、自分の求める画質ではありませんでした。

kinkosはシステムがよくわからないので避けてましたが、背に腹は変えられないので泣きながら駆け込みました。

結果としては大満足です。画質が全然違います。値段はコンビニ印刷とほぼ変わりません。

今回はA4両面を80部刷りました。

使用したプランの詳細はこちら(公式HPに飛びます)

フラットワークのスポット利用料(200円もしくは300円 => 店舗によって違うみたいです)で10ページ分の印刷料金が含まれてます)+印刷ページ数の料金となります。

A4を80部両面印刷したので、

70部 × 2(両面) × 10円 + スポット利用料(200円もしくは300円) = 1600円 / 1700円

です。

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↑左がコンビニ、右がkinkos。原稿フルサイズで印刷したが、コンビニはモアレが出てる。逆に言うとコンビニもモアレぐらいで済んでおり、線画のつぶれ感はあまりないかも。

 

釣り銭

色々なサイトに500円玉は20枚と書いてあったので、その通りに用意しました。

めっっっっっっちゃ面倒でした。わざわざ半休とって銀行に両替しにいきました。

同人仲間に相談したところ、500円玉なら5枚でいいと言われて鼻で笑ってしまったのですが、本当に500円玉は5枚で十分でした。

基本的にはみなさん小銭を用意してきてくれるので、20枚もいらん。500円玉重すぎ、、(重すぎて売り子さんはお財布ひっくり返してました)

 

金管理用のやつ

結果的には売り子さんに来てもらえることになりましたが、当初は一人の予定だったので離席時に持って歩けることが条件でした。(頻尿)

色々調べた結果、ジョイカバカウモをメルカリで購入。

p-bandai.jp

首から下げるタイプのデカ財布といった感じのもので、カバンの側面がクリアポケットになっており、名札代わりにもなるのが購入の決め手でした。

結構良かったかなと。

 

ただサークル参加者は小銭が大量に増えることを考えると、マチの広いジョイカバカウモ+の方が良かった気がします。次はこれ買うかも。

このシリーズ自体については高評価です。他にもイベント戦士用のグッズがあって見るのも楽しいですよ。

p-bandai.jp

アフィリエイトつけてないのに謎宣伝。

ディスプレイ

事前にイメージ図を描いて必要なものを揃えていきました。

・ポスタースタンド => 通販

・値札立て => ハンズ

・敷き布 => ユザワヤ

イーゼル、ホワイトボード => DAISO

・名刺スタンド => Setia

・同人誌立ててるやつ => mokumoku

 

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↑クソ雑魚モザイク

 

スケブ

売り子さんに来ていただけることになっていたので、スケブを受けることに。

描くのに一生懸命になってしまうので、買ってくれる人の顔とかをよく見たい人にはお勧めしません。でも描いたものの反応を目の前で知れる喜びは大きいです。

どちらでもいいと思います。

今回は白黒+コピック一色で4人分のスケブを描きました。(2時間)

完了したらTwitterのリプライで呼びます。

 

通販

当初通販を準備する気はありませんでしたが、興味本位でアンケートをとりました。

ご回答頂いた方には申し訳ないですが、最初から実際のはけた数と比較するために用意したので発行部数の参考にはしませんでした。

会場頒布数が70に対してアンケート結果が13.92人なので全く当てになりませんね。

が、意外と通販派の人が多いため(14.88人が回答)用意しました。

ちなみに現在メロブで受付中ですが、20冊納品で10冊予約が入ってます。

こちらは意外と数とあってますが偶然な気もします。

ちなみにアンケートはイベントの一ヶ月以上前に1週間の期間の実施でしたので、イベントから日にちが遠くて買う専の人まで届いてなかった・アンケートの集計結果が短いことが関係してるかもしれません。

(かといってGoogle Form等の外部リンクだとそもそもアンケートに答えるハードルが高いので悩ましい)

一つ言えるのは、Twitterのアンケート結果は当てにしない方がいいのは間違いないですね。

ちなみに男性向けジャンルなら通販サイトはメロブ一択な気はしてます。

 

アンケート結果

そもそも70部の頒布なので全て集まったとしてアンケート結果としてどうなんだ?というのはありますが、そこはスルーで、、

 

回答数は9件。頒布数が70部なので約13%の回答率です。

グラフを貼り付けてはいますが、回答数的にも回答率的にも定量型のアンケートとは言えないですね。定性的に見るべきですが、遊びの一環なのでご愛嬌。

 

これが一番面白かった回答です。

仮にも9件の回答数を得ていて、しかも複数回答可にも関わらず、杏奈Pが0人でした。

回答者の属性にバイアスがかかっておりこのような結果になっているのか、やはりロコPの方にあんロコ好きが多いのかはここから知ることはできませんが偏りが大きく出ました。

 

意外とフォロワー以外も答えてくれていることがわかります。

嬉しいですね。

 

9名全員が本を購入いただいていました。

ちなみにアクスタは9/10人が杏奈とロコ同時購入でした。

 

心当たりのある回答がちらほら(フォロワー)。

フォロワーではない方4名中3名が事前にTwitterで見てとご回答いただいてます。

その他の1名は会場で見て、とのことでした。

Twitterの力が大きいことが伺えます。

 

あんロコ好きの方が過半数です。

 

あんロコはとても好きという回答6件のうち、百合はあれば読む/見る程度という回答が2件ありました。

普段百合を好き好んでは見ないが、自分の好きなジャンルの二次創作であれば見るという方は意外といるかもしれません。

 

一番多い回答は"イラストが好き"だった。ウレシイ。

二番めに多い回答が"サンプルが良かったから"でサンプルも好評だったようです。

ちなみにサンプルの反響は以下の通りです。

Twitter

・64件のリツイート

・119件のいいね

・11件のブックマーク

pixiv

・19いいね

・21ブックマーク

・閲覧数772件

 

"薬缶を応援してるから"が多いのは回答者にバイアスがかかってる気がしますね。

そもそもアンケートの回答なんかをしていただける貴重な方達ですので、、

 

総評

  • 回答者の半数がフォロワーだが明らかにバイアスがかかっている。つまり購入者の大半がアンケートなんか見向きもしない、普段付き合いがあるような人たちではない。
  • Twitterの宣伝効果は偉大。
  • 全年齢百合だけど受けっぽい印象のある方のキャラを好きな人が多い。(ちなみに薬缶は左右はタチネコでしか見てません。精神的優位とか関係ない派なのであんロコ表記に関しては一般名称として用いているだけで左右意識してません(早口))
  • 表紙は大事。Twitterや会場で気になってもらえる。

 

以上が自分の初めての同人誌制作日記です。

質問等あればコメント欄で受け付けます。(チェックはまめではないので返信は遅くなるかもしれません、、)

何かの参考になれば幸いです。